トルシーダについて


学校へ行っていない子どもとの出会いをきっかけに、1998、99年にボランティアによる「短期集中日本語講座」を実施しました。その後、2000年4月から豊田市が実施した青少年健全育成事業の立ち上げに協力、事業に参加したメンバーが中心となり、2003年にNPO法人トルシーダ設立に至りました。

 

この間一貫して「居場所」を物理的な場所としてだけでなく、子どもとの人間関係=心の居場所と考え、不就学、不登校、来日直後の外国籍の子どもの日本語教育を通して居場所づくりの活動を続けています。

めざしていること


  • 子どもたちとの関わりをつくることを通して社会性をはぐくむこと
  • 地域の外国籍の住民に日本語学習の機会を提供すること
  • 外国籍の住民と地域社会とのかかわりをつくること

近年では家族で来日、再来日が繰り返され、その滞在が長期化する傾向にあります。子どもたちの中には継続的な教育を受けられないまま、母語デモ日本語でも学力をつける機会を失い、不就学、不登校になるケースも見られます。

トルシーダができるまで


1998年

不就学の外国籍の子どもの居場所づくりの活動を豊田市内で始める

 

1999年

活動場所を保見団地へ移す

 

2002年12月 

それまでの活動を通じて見えてきた状況に柔軟に対応するためNPO法人の設立準備を始める

 

2003年8月11日 

設立総会

 

2003年11月14日 

NPO法人の認可を受ける

 

2004年1月17日 

NPO法人トルシーダ設立記念講演会

講演 中島和子先生(名古屋外国語大学日本語学科教授)